他人に期待しなくなると世の中を上手に歩けるようになる!
2020.08.14
みなさんは、他人に期待する人ですか?それとも他人に期待しない人ですか?ほとんどの人は、ある程度は他人に期待をする人ではないでしょうか。例えば、取引会社のA部長は、高単価の案件を自分に依頼してくれないだろうか。かわいくて、優しいBさんは自分と付き合ってはくれないだろうか。こんな面倒な仕事、だれか自分に代わって引き受けてはくれないだろうか。など、できれば他人が自分の期待をかなえてくれないだろうかと、日々考えているのではないでしょうか。では、他人はみなさんの期待通りのことを、かなえてくれているのでしょうか。今回は 他人に期待しなくなると世の中を上手に歩けるようになる について詳しくご紹介します。
がっつりと他人に期待してもよいのは、小学生まで
他人に期待すること自体は、全て悪いことではありません。ただし、期限や限度があります。一般的な話ですが、がっつりと他人に期待してもよいのは、小学生の頃まででしょう。
厳しくいえば、自分に物心がついたり、自分の頭で考えられる年齢になったら、他人に期待することはやめる努力をすることをおすすめします。いつまで経っても、何歳になっても他人に期待している人とは、例えると、自転車に補助輪をつけたまま乗っていたり、だれかに支えられたまま乗っている人です。いい大人が、自転車に乗るのに、補助輪がないと乗れなかったり、だれかに支えてもらわないと乗れないなんて普通は恥ずかしいですよね。他人にいつまでも期待している人は、実はこれと全く同じです。他人へ期待する気持ちは心の中なので、見えませんが、実際に他人から見えてたら他人からは笑われることでしょう。現在、いい大人の年齢でも、他人に期待している人は、今すぐ他人に期待することをやめましょう。
他人に期待することで発生する3つのデメリット!
①期待を裏切られる
他人に期待することで発生する1つ目のデメリットが「期待を裏切られる」ことです。期待を裏切られるといっても、他人から騙されるという意味ではありません。例えると、あなたが道に迷いながらA町を目指して歩いているとします。その道の先を見ると、同じようにA町に向かって歩いている人を発見したとします。たまたま、あなたの先を歩いていた人を、あなたは勝手にA町に向かって歩いていると思い込んでしまい、ついって行ったら関係ないB町に着いてしまったとします。あなたは、あなたの先を歩いていた人を恨みますか?
普通は恨みませんよね。客観的に見ると、勝手に付いていったあなたが悪いですよね。
ところが、実際の世の中では、勝手に付いていったのは自分の方なのに、あなたの先をただ歩いていただけの人に、騙された、裏切られたと思って恨んでしまう人がいます。
こちらのケースは他人に期待をして、期待を裏切られたというよりも、自分で勝手に勘違いしてしまったという方が正しいかもしれません。
②他人の気持ちをコントロールするようになる
他人に期待することで発生する2つ目のデメリットが「他人の気持ちをコントロールするようになる」ことです。他人に期待していると「他人は自分と同じ考えを持っているはず」と思い込むようになります。その理由は、通常他人と話していると、他人はこちらと話を合わせてくれるからです。他人への期待が強い人は、他人の社交辞令がわからず、他人は全てありのままに、自分に本音でしゃべっていると思い込んでしまいます。すると、他人の気持ちは自分と同じと思い込み、徐々に他人の気持ちをコントロールするようになります。ところが、あくまで他人の本音は別のところにあるので、結局はいつかは他人から置き去りにされることになります。
➂自分の思った通りにできなくなる
他人に期待することで発生する3つ目のデメリットが「自分の思った通りにできなくなる」ことです。こちらも当然の話ですが、他人に期待ばかりしている人は、他人の意向や進んでいる方向に流されがちになります。それを続けているうちに、段々と自分がやりたいことがやれなくなります。まとめると、他人に期待している人とは、自分で考えることをやめた人であり、自分の足で歩くことをやめた人です。
他人に期待しないことで発生する3つのメリット!
①自分のことは自分でやるようになる
他人に期待しないことで発生するメリットの1つ目が「自分のことは自分でやるようになる」ことです。他人に期待している人は、自分がやるべきことをやらずに、他者依存になりがちです。ところが、他人に期待しなくなると、何でも自分のことは自分でやるようになり、自己成長することができます。
②他人の意見や考えに流されなくなる
他人に期待しないことで発生するメリットの2つ目が「他人の意見や考えに流されなくなる」ことです。他人に期待していると、どうしても他人の意見や考えに支配されがちになります。ところが、他人に対する一切の期待を持たなくなると、全て自分の頭で考えるようになり、自分の意見を元に発言をしたり、行動したりするようになります。
➂他人と自分との間に明確な境界線を引けるようになる
他人に期待しないことで発生するメリットの3つ目が「他人と自分との間に明確な境界線を引けるようになる」ことです。他人に期待していると、他人と自分との間の境界線が曖昧になりがちです。そのため、興味がなくても、ずるずると他人に引っ張られていくこともあります。ところが、他人に一切期待しなくなると、人と自分との間に明確な境界線を引けるようになります。すると、自分と他人との違いがはっきりと見えるようになります。そして、他人に期待しなくなると世の中を上手に歩けるようになります。
まとめ
・がっつりと他人に期待してもよいのは、小学生まで
・いつまでも他人に期待していると、自分の足で世の中を歩けなくなる
・他人への一切の期待を捨てることで、世の中がよく見えるようになり、自分の足で歩けるようになる
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