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ビジネス謎ルールは邪魔!行き過ぎた謎ルールは早めの削除を! 名古屋市北区で税理士なら三宅正一郎税理士事務所

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ビジネス謎ルールは邪魔!行き過ぎた謎ルールは早めの削除を!

2021.01.15

あなたの会社には「ビジネス謎ルール」がありますか?入社してすぐの社員からみると「あれ、このルール必要?」と思うビジネスルールがあります。ただし、3年以上勤務すると、それが本当に必要か、どうかも気にならなくなります。では、会社にとって ビジネス謎ルール は必要なのでしょうか?それとも不要なのでしょうか?今回は ビジネス謎ルールは邪魔 行き過ぎた謎ルールは早めの削除を についてわかりやすくご紹介します。

ビジネス謎ルールとは一体何か?

ビジネス謎ルールの定義とは?

最近「謎ルール」という言葉がよく聞かれるようになりました。実は、日常だけでなく、ビジネスにも多くの謎ルールが存在します。では、ビジネス謎ルールとは一体どんなものなのでしょうか?今回はビジネス謎ルールとは「一般的なビジネスルールに、行き過ぎた独自解釈を導入したもの」という定義でご紹介します。

ビジネス謎ルールは誰が作っているのか?

入社してすぐの社員からみると、どんな会社にも明らかにおかしなビジネス謎ルールがあります。では、このようなビジネス謎ルールは一体だれが作ったのでしょうか?ビジネス謎ルールを作っているのは代々の社員たちです。会社の創業社長であれば、命令する権限が強いので、ルールなど必要ありません。ところが一般の社員になると、権限がありません。会議の時に、みんなで話し合ってルールを決めていきます。元々ルールは、できた当時は有効に使われていました。ところが長い年数をかけるうちに、いろんな人たちから独自解釈されていきます。やがて意味不明で、機能不全になり、会社の謎ルールに変貌していきます。結果、会社の足を引っ張る邪魔な存在になっていきます。

ビジネス謎ルールは1度作ると廃止しにくい

会社のビジネスルールは作った当時は有益なルールです。ところが長い年月が経つと、悪い方向へ変貌を遂げ、ビジネス謎ルールとして邪魔な存在になります。社員の間でも、邪魔とは思っていても1度作ってしまうと、中々廃止しづらくなります。極端にいうと、会社の経営者が変わるか、その部門ごと廃止されない限り永遠に続いて行くこともあります。

ビジネス謎ルールがNGな3つの理由

過剰に忖度する文化が生まれる

ビジネス謎ルールがNGな1つ目の理由が「過剰に忖度する文化が生まれる」ことです。長い年月が経つと会社内で、ビジネス謎ルールがあまりにも力を持ちすぎることもあります。すると、過剰に忖度する文化が生まれることもあります。よくある例が、ビジネスマナーです。ビジネスマナーが高いことは当然良いことです。ところが度を超した高いマナーになると、やり過ぎです。社内で、過剰に忖度する文化が生まれることになります。どこかで線引きが必要になります。

非合理的になってくる

ビジネス謎ルールがNGな2つ目の理由が「非合理的になってくる」ことです。元々社内ルールは、合理的に業務を進め、人間関係のトラブルを極力減らすために作られることが多いです。ところがその元々のテーマがずれてしまうこともあります。特に人間関係のトラブルを減らすことにウェートがかかってしまい、業務の進行が非合理的になってくることです。当事者からすると常識的なことをやっているつもりですが、俯瞰して見ると非合理的になっていることもあります。

仕事の効率の妨げになる

ビジネス謎ルールがNGな3つ目の理由は「仕事の効率の妨げになる」ことです。社内でビジネス謎ルールが多くなると、他人のビジネス謎ルール遂行率を監視する人が出てきます。
こうなると、社内が一種の監視社会になります。他人が気になってくるので、のびのびと仕事ができず、仕事の効率の妨げになります。

ビジネス謎ルールを削除することでの3つのメリット

無駄を排除できる

ビジネス謎ルールを削除することでの1つ目のメリットが「無駄を排除できる」ことです。
ビジネス謎ルールをやたら作りたがる人は、業務の効率化よりも人間関係のトラブルを減らすことに重きを置く傾向にあります。そのため、本人は会社のために良かれと思ってやっていることがほとんどです。ところが業務効率化の視点から見ると、真逆のことになります。
あまりにも丁寧過ぎることから、やることが多くなり、周りに気を使う頻度が高くなります。そのため、ビジネス謎ルールが増えるたびにやることが増え無駄が増えていきます。
ビジネス謎ルールを削除ことで無駄を排除することができます。

風通しが良くなる

ビジネス謎ルールを削除することでの2つ目のメリットが「風通しが良くなる」ことです。ビジネス謎ルールがやたらに多いと、他人の目が気になります。「ここまでやっていいのかな?」「これやりすぎじゃないかな?」など、簡単なことでも、他人の目が気になり自分で決められなくなります。すると他人を疑ってみるようになり、社内の風通しが悪くなります。この場合、ビジネス謎ルールを削除すことで、他人の目線が気にならなくなり、風通しが良くなります。

会社が発展する

ビジネス謎ルールを削除することでの3つ目のメリットが「会社が発展する」ことです。ビジネス謎ルールがやたら多い会社は、一般的に歴史が古い会社です。古参の社員が多く、どうしてもその人たちが幅を利かせています。堅実でありますが、大きな成長を望めません。
ただし、同じ事を繰り返しているだけなので、業界がゲームチェンジした時には一気に業績が悪化します。この場合、ビジネス謎ルールを削除して、最低限のルールに切り替えることで、会社が若々しくなり、息を吹き替えし発展することができます。

ビジネス謎ルールは邪魔!行き過ぎた謎ルールは早めの削除を!記事まとめ

・ビジネス謎ルールとは、一般的なビジネスルールに、行き過ぎた独自解釈を導入したもの

・ビジネス謎ルールが多いと、過剰に忖度する文化が生まれる

・ビジネス謎ルールを削除することで、会社が若々しくなり、息を吹き替えし発展することができる


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