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【新型コロナ】月次支援金と愛知県中小企業者等応援金について

2021.07.20

国による「月次支援金」の申請が6月16日からスタートしましたが、自治体が行っている支援についても忘れずにチェックしましょう。
月次支援金は、自治体の「協力金」とは併給できない決まりですが、いくつかの自治体では、月次支援金よりも要件を緩和して支給対象を拡大した支援や、月次支援金の上乗せにあたる支援など、独自の制度を創設しています。
「愛知県中小企業者等応援金」もその一つです。
その特徴は、
・売上減少率が50%未満でも受けられる可能性がある
・月次支援金を申請していても、酒類の製造・販売事業者は、月次支援金の上乗せを受けられる可能性がある
という点です。
愛知県内の事業者の方は、ぜひチェックしてください。

(出典)愛知県:「愛知県中小企業者等応援金」(タイトル部分)
https://aichi-chusho-ouenkin.com/

愛知県愛知県中小企業者等応援金とは

「愛知県中小企業者等応援金」は、県内の中小法人や個人事業主を対象とする支援です。
7月5日(月)から申請開始となります。

愛知県中小企業者等応援金の対象者

確定申告書に記載された納税地が愛知県内にある中小法人・個人事業者が対象になります。
中小法人は、下記の要件も満たす必要があります。
・資本金等10億円未満
・資本金等が定められていない場合は、常時使用する従業員数が2,000人以下

申請枠は「一般枠」と「酒類販売事業者枠」

申請枠には、「一般枠」(左)と「酒類販売事業者枠」(右)があります。

(出典)愛知県中小企業者等応援金
https://aichi-chusho-ouenkin.com/

「一般枠」とは何か

「一般枠」とは、緊急事態措置やまん延防止等重点措置による休業・時短営業や外出自粛等の影響によって、売上が減少している事業者を対象とする支援です。
趣旨は、月次支援金と同じですが、売上減少要件が緩和されていることと、交付が一回限りであることに違いがあります。

上記のとおり、単月で50%以上の売上減少がない事業者でも、「一般枠」なら受けられる可能性があります。
なお、一般枠は、「酒類販売事業者枠」(拡大)と併給可能です。(併給調整あり)
(一般枠と国の月次支援金は、併給できません)

(出典)愛知県中小企業者等応援金
https://aichi-chusho-ouenkin.com/

「酒類販売事業者枠」とは

酒類販売事業者枠とは、下記の要件をすべて満たす事業者を対象とする支援です。
・酒類製造・販売業免許を所持していること
・酒類提供停止に応じた飲食店と直接・間接の取引があること
・上記によって、2021年5月・6月の各月の売上が、2019年か2020年の同月と比べて一定割合以上、減少していること

「酒類販売事業者枠」には「拡大」と「上乗せ」がある

酒類販売事業者枠で応援金を受け取れるパターンは、「拡大」と「上乗せ」の2つに分かれます。

「上乗せ」は、月次支援金を5月・6月分の申請をしていることが条件です。
また、拡大・上乗せのいずれも、5月・6月の単月ごとの交付になります。

「愛知県中小企業者等応援金」の額

「一般枠」の金額と上限

【金額】
2019年か2020年の4月~6月(3か月合計)と比べたときの2021年同期の売上減少額
【上限】

交付は一回です。

「酒類販売事業者枠」の金額と上限

酒類販売事業者枠(拡大)

【金額】
2019年か2020年の5月・6月と比べたときの2021年同月の売上減少額
【上限】

酒類販売事業者枠(上乗せ)

【金額】
2019年か2020年の5月・6月と比べたときの2021年同月の売上減少額(※)
(※)月次支援金の補填後で計算します
【上限①:売上減少割合50%以上70%未満】

【上限②:売上減少割合70%以上】

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