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D2Cとは一体何か?D2Cの5つの特徴!

2021.08.17

あなたは「D2C(デーツーシー)」とはどんなものかご存じでしょうか?最近、アパレル(既製服)系企業などが、盛んにD2C化を行っているといわれています。D2C化することで、従来型の販売モデルからは大きく変化することになります。では、D2Cとは一体どんなものでしょうか?今回は D2Cとは一体何か D2Cの5つの特徴 についてわかりやすくご紹介します。

D2Cとは一体どんなものか?

D2Cの定義とは?

あなたはD2Cとは一体どんなものと思いますか?D2Cを一言でいうと「企業や個人が自ら企画・製造した商品を、ユーザーへ直接販売するビジネスモデル」のことです。簡単にいうと中間流通を通さないビジネスモデルです。D2Cは「Direct to Consumer(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」の略字でもあります。「消費者へ直接売る」という意味になります。

D2Cで商品を販売する仕組み!

こちらではD2Cで商品を販売する仕組みについてご紹介します。D2Cでは、企業や個人はソーシャルメディアなどを通じて、個人のユーザーと直接つながっています。ソーシャルメディアとは、ツイッター・フェイスブック・インスタグラムなどの、無料で参加できる双方向のコミュニケーションツールのことです。最初に企業や個人はソーシャルメディアで、ユーザーとコミュニケーションを取り、ニーズやウォンツを集め、新製品に関するデータを集めます。次に商品を企画、生産します。最後にユーザーとソーシャルメディアで、ミュニケーションを取りダイレクトに販売します。この時、小売店・広告代理店を挟まないというのが、D2Cの大きな特徴です。

D2Cと相性が良い業種

どんな業種がD2Cと相性が良いのでしょうか?D2Cと相性が良いのは、アパレルブランド、コスメブランドなどです。主に個人のファッション性に関係する分野との相性が良いです。

D2Cの5つの特徴

①ダイレクトコミュニケーション&販売

1つ目の特徴が「ダイレクトコミュニケーション&販売」です。ダイレクトコミュニケーション&販売とは、ユーザーと直接コミュニケーションを取り、販売することです。まさにこれがD2Cの根幹部分になります。従来型の販売モデルは、商品の宣伝・告知はするが、一度販売したらそれでゴールというビジネスでした。ところがD2Cは、ソーシャルメディアを通じてユーザーのニーズやウォンツを収集してデータとして集積します。そのデータを基に商品を開発して、ユーザーに宣伝・告知を行い販売するビジネスモデルです。ただし、それで終りではありません。販売後もユーザーにソーシャルメディアを使って、商品の評価に関するコミュニケーションをとります。そうすることで、より顧客ロイヤルティの高いファンユーザーを作って行く流れになります。顧客ロイヤルティとは、ユーザーが特定の企業や個人のサービス・商品に対して信頼性や愛着を持つことです。ここがポイントになります。

➁データドリブン

2つ目の特徴が「データドリブン」です。データドリブン(Data Driven)とは、直訳すると「データ駆動」のことになります。簡単にいうと「データに基づいて〇〇をする」という意味です。D2Cはユーザーから、ソーシャルメディアを使ってデータを集めたり、アンケートを使ってデータを集めたりします。次にデータを分析して、セグメント(区切り・区分)ごとに分けます。そしてセグメントごとにユーザーにアプローチをします。D2Cは、顧客を全て同一とはみていません。顧客を1人1人別々の「個客」としてとらえています。「顧客」とは1度以上商品を購入してくれた客のことです。次に「個客」とは個別の考えを持つ客のことになります。

➂ライフタイムバリュー

3つ目の特徴が「ライフタイムバリュー」です。ライフタイムバリュー(Life Time Value)を直訳すると「顧客生涯価値」のことになります。簡単にいうと、1人の顧客が企業や個人に一生涯でいくら支払ってくれるかの指標のことです。ライフタイムバリューは、顧客満足度に関係が深い指標になります。従来型販売モデルは1回の販売がゴールでした。ところがD2Cは全く別ものです。購入前から関係がスタートします。次に購入後に改めて関係が再スタートします。D2Cの目指すゴールとは、顧客が一生涯、企業や個人に支払い続けてくれることです。

④世界観&ストーリー

4つ目の特徴が「世界観&ストーリー」です。世界観&ストーリーとは、企業や個人がどんな考えを持って、どんな道を歩んできたかのことです。従来型の販売モデルは、顔のない無個性なビジネスモデルでした。それに対しD2Cは、はっきりと企業・個人の顔が見え、方向性がわかります。さらに数々の困難を乗り越えて、成功するサクセスストーリーがセットになっています。これにより、競合他社と大きく差別化でき、選択してもらえます。そして企業・個人を共感・応援してくれるファンユーザーになってくれます。

⑤ファンコミュニティ

5つ目の特徴が「ファンコミュニティ」です。ファンコミュニティとは、ソーシャルメディア・オンライン・オフラインで形成されるファンの交流会のことです。D2Cが成功すると、ユーザーが企業・個人のヘビーなファンになります。そのヘビーなファン同士が集まり、ファンコミュニティを形成します。企業・個人はファンコミュニティとコミュニケーションを取り、さらに次の新しい商品開発のアイディアを集めます。結果、D2Cは①~⑤の流れを繰り返し、持続発展していくことになります。

D2Cとは一体何か?D2Cの5つの特徴!まとめ

・D2Cを一言でいうと、企業や個人が自ら企画・製造した商品を、ユーザーへ直接販売するビジネスモデルのこと
・D2Cは、ソーシャルメディアなどのツールを使って、個人のユーザーと直接つながっている
・D2Cと相性が良い分野は、アパレルブランド、コスメブランドである

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