決断力を身につける~勇気を持って決断すること~
2019.08.26
決断力がある人とは、意思決定ができたり、自分の意志を伝えられる人のことを指します。また、迷いがない人、決めるのが早い人も、決断力があると言われます。どのようにすれば決断力を上げられるのでしょうか。ここでは決断力がない人とある人を比較して考えていきます。
行動が遅い
リスクある決断をしなければならないときもある
何事も考えすぎてしまったり、じっくり考えてからでないと動けない人は、決断が遅くなる傾向があります。
あるいは何度も確認しないと不安な人もいるのではないでしょうか。
決断するにはエネルギーが必要です。特に何かを選択する際、リスクのある決断をしなければならないときもあるでしょう。
捨てることで行動力・決断力が加速する
クローゼットのように、新しいものを手に入れたければ古いものを捨てる必要があると言われています。
詩人の寺山修司は「さよならだけが人生だ」という、とある詩の一節を気に入っていました。
一見ネガティブな言葉かと思いきや、こだわりや大事にしていたものを手放すことで新しいものに出合える、人生はさよならの連続だ、という意味だそうです。
得られるものの量が具体的に決まっているわけではありませんが、ある程度キャパシティのようなものは存在するようです。
持ち物や部屋の中の物だけでなく、カバンがいつもパンパンだったりいろんなものを捨てられない性格だったりすると、行動が遅くなり、決断力も低くなってしまいます。
影響されやすい
断る勇気を持つ
周りの人の意見に左右されやすい人もまた、決断力が低いと言えます。
こうしようと思ったのに、誰かが否定的なことを言っていたら、やっぱりやめようかなと思ってしまったり、今日は早く帰ると決めていたのに、もし残れたらと言われて頼まれ事をすると、遅くなっても一応大丈夫だけどどうしよう、と結局引き受けて予定が崩れてしまったり、優柔不断になりがちです。
おそらく、周りに気を遣ったり、すごくいい人なのかもしれません。
安請け合いは信頼を落とす
最近、優しさというよりも決断力のなさだと感じた出来事がありました。
ある企業の方に仕事を依頼したところ、断るのは悪いとか嫌われたくないなどの理由だと思われますが、非常に快く引き受けてくれました。
しかしスケジュールがわからないと言ってしばらくはぐらかされた結果、日にちが近づいてもまだ予定がわからなくてと誤魔化されてしまいました。
同じ会社の別の人は、やはり最初は愛想良く引き受けてくれましたが、具体的な日時を提示すると連絡が取れなくなってしまいました。
こちらとしては頼んだつもりでいたので、また別の人を探さなければならなくなり、時間を無駄にしてしまったと思いました。
相手にとっても良い結果にはならないので、最初からできない場合は断ることも優しさだと言えます。
自信がない
自分自身の行動に一貫性を持つ
自信がないと、人のせいにしてしまったり、誰かがこう言ったからとすぐ行動がブレてしまいます。
私自身も、以前上司に言われたことはやるようにと言われ、自分では間違ってると思ったことも鵜呑みにしてやった結果、全くうまくいかなかった経験があります。
自分を信じて貫けばよかったと後悔しましたが、上司でも部下でもこの人が絶対正しい、ということはないはずです。
結果的に損をするのは自分自身なので、納得できるようにしっかりと自分の意志を持つことが大事だと痛感しました。
先延ばしをしない
決断する際、必ずしもその決断が正解かどうかはわかりません。
ただ、決断することによって行動力が生まれます。
早い決断をして、とりあえずやってみるという取っ掛かりの早さと、あとは徐々にでも判断力を上げていけばいいのでは、と考え直しました。
それには経験が必要になってきますが、決断することさえできれば必ず精度は上がっていくはずです。
先延ばしになるよりは、しっかり自分の意思で自分の人生を決断しようと思うようになりました。
まとめ
・考えすぎないようにする
・行動が遅いと決断力も低くなる
・優柔不断にならないようにする
・最初からできないことを引き受けない
・人のせいにしない
・自分を信じ、自信を持つ
・とりあえずやってみる
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